窓の断熱リフォーム補助金2026|泉州13市町と国の窓リノベ

ai-weblleyのアバター

·

·

26〜39分
赤い外壁材と白い窓枠(イメージ)

本サイトはプロモーションを含みます

窓の断熱リフォームの補助は、泉州ではまず国の「先進的窓リノベ2026事業」が土台になります。補助額は窓の性能と大きさで決まり、1戸あたり100万円が上限です。国の予算は2026年10月31日時点で33%が申請で埋まっており、予算を先に押さえる「交付申請の予約」は遅くとも11月16日まで(着工後にしか出せません)です。工事の着手だけでなく、工事を終えて引き渡した後の交付申請も、遅くとも12月31日までに済ませる必要があります。

泉州13市町のうち、窓の断熱改修に市の補助があるのは泉大津市(1世帯5万円)と貝塚市(1居室1万円、最大3万円)の2市です。堺市は、準防火地域で防火改修と同時に行う窓の断熱改修だけが補助の対象になります。この記事では国の補助額と条件、13市町の一覧、締切、国と市の補助を両方使うときの注意を順にまとめます。

花の咲く庭のある戸建て住宅(イメージ)

泉州の窓の断熱補助は国の窓リノベが基本、市の補助は泉大津・貝塚の2市

先進的窓リノベ2026事業は、今ある住宅の窓を断熱性能の高い窓に替える工事に補助を出す国の事業です。予算は1,125億円で、戸建てでも集合住宅でも使えます。補助の申請は、事務局に登録した「窓リノベ事業者」(施工業者など)が行い、一般の人が自分で申請することはできません。

対象になる工事は、ガラス交換、内窓設置(今の窓の室内側にもう1枚窓を付ける工事)、外窓交換、ドア交換です。ドア交換は、窓の工事と同じ契約で同時に申請する場合だけ対象になります。1回の申請で補助額の合計が5万円以上になる工事が対象なので、小さな窓1か所だけでは届かないことがあります。

市の補助は、泉大津市と貝塚市が窓の断熱改修そのものを対象にしています。給湯器の補助と同じ制度の中にある市もあるので、泉州のエコキュート補助(給湯省エネ2026)もあわせて見てください。外壁や屋根の補助の有無は泉州13市町の外壁塗装・屋根の補助金一覧にまとめています。

白い紙と電卓とペンが置かれた机(イメージ)

先進的窓リノベ2026の補助額|泉州の戸建てで内窓を付けるときの目安

補助額は、窓の性能区分と大きさ、住宅の建て方で決まる定額の合計です。性能は「Uw値」で表します。Uw値は窓の外側と家の内側の間の熱の伝わりやすさを表す数値で、低いほど断熱性能が高い窓です。戸建て住宅に内窓を付けるときの1製品あたりの補助額は次のとおりです。

性能区分特大(4.0㎡以上)大(2.8㎡以上4.0㎡未満)中(1.6㎡以上2.8㎡未満)小(0.2㎡以上1.6㎡未満)
P(SS)〈Uw1.1以下〉140,000円89,000円58,000円36,000円
S〈Uw1.5以下〉76,000円52,000円34,000円22,000円

窓の性能区分と大きさは、メーカーが発行する「性能証明書」に書かれています。ガラス交換や外窓交換は、それぞれ別の補助額の表があります。対象になるのは事務局に登録された製品だけなので、国の事業のサイトにある「補助対象製品の検索」で確かめられます。この事業の対象にならない製品や工事でも、国の「みらいエコ住宅2026事業」の対象になる場合があります。

一時停止標識のある日本の住宅街の道路(イメージ)

泉州13市町の窓の断熱改修の補助一覧(2026年10月31日時点)

13市町のページと大阪府の一覧(10月7日更新)で確かめた結果です。

市町補助の内容期限(ページの記載)問い合わせ
泉大津市1世帯5万円(費用が下回れば費用の額)設置 令和9年2月28日まで、申請 令和9年3月15日まで(予算に達すれば期限前に終了)環境課 0725-33-1131(代表)
貝塚市1居室1万円、最大3万円設置 令和9年3月10日(目安)まで環境衛生課 072-433-7186
堺市準防火地域の耐震性能のある既存住宅で、防火改修と同時の断熱改修のみ(防火改修等工事費の3分の2、限度200万円。所有者が申請)ページに記載なし建築防災推進課 072-228-7482
高石市・忠岡町・和泉市・岸和田市・熊取町・泉佐野市・田尻町・泉南市・阪南市・岬町確認できず――

泉大津市は、自分が住む市内の住宅に、令和8年3月1日以降に新品の窓を設置したものが対象です。居室1室のすべての窓を改修することが条件です。性能は、ガラス交換と窓の交換がUw1.9以下、内窓がUw1.5以下です。予算1,010万円は太陽光や給湯器などと共通で、10月1日時点の残額は620万円でした。

貝塚市は、市内で自分が所有して住む既存の住宅が対象です。1つの居室(リビングや寝室など。浴室・トイレは含みません)の外気に接するすべての窓を、施工業者に頼んで改修する必要があります。すでに断熱窓にしている住宅は対象外と、市のQ&Aにあります。予算は制度全体で148万円、募集は60件程度で、残りの件数はページにありません。

堺市の対象は、準防火地域(建物の燃えにくさの基準が決められた地域)にある耐震性能のある既存住宅で、屋根や外壁などの防火改修とあわせて行う窓の断熱改修です。窓だけの工事は対象にならず、申請できるのは所有者(登記名義人か固定資産税の納税義務者)です。堺市のページ(2024年4月1日更新)には受付期間・予算の記載がないため、今年度の受付状況は建築防災推進課に確かめてください。ほかの10市町には、窓の断熱改修を対象にした市町独自の補助は確認できませんでした(2026年10月時点)。岸和田市と熊取町のページは、国の住宅省エネ2026キャンペーンを案内しています。

申請書にペンで記入する手元(イメージ)

泉州で国と市の補助を両方使うときの締切と注意

国の事業は、予算の上限に達した時点で受付を終えます。工事に着手するのは、工事請負契約を結んだ後で、遅くとも2026年12月31日までです。契約より前に工事を始めると対象になりません。交付申請は工事の完了と引渡しの後にしか出せず、その申請も遅くとも12月31日(予算の上限に達すればその時点)までなので、年内に工事を終えて業者が申請できる日程で組む必要があります。

交付申請の予約は任意の手続きで、遅くとも11月16日までです。予約は、契約して製品の型番が決まり、工事に着手した後にしか出せないので、11月16日までに予約するにはそれまでに契約と着工が要ります。予約の有効期間は、提出から3か月か12月31日の早い方までです。予約するかどうかは業者が予算の状況を見て判断するので、見積もりの段階で相談しておくと安心です。

国の事業は、国費が入っていない地方公共団体の補助とは併用できるとしています。泉大津市・貝塚市のページと要綱には、国の補助との併用についての記載がありません。両方を使うつもりなら、申請前に各市の担当課に確かめてください。

貝塚市の対象製品は、窓リノベとは別の国の事業「既存住宅における断熱リフォーム支援事業」に登録された窓です。見積もりの製品がこの事業に登録されているかを、業者に確かめてください。

申請の順番にも違いがあります。泉大津市と貝塚市は、工事が終わった後に市役所へ持参して申請します(郵送は不可)。貝塚市は改修前の写真と改修箇所を示す間取り図が要り、書類がすべてそろってからの受付です。堺市は工事の契約前に申請します。

書類に署名する手元(イメージ)

泉州で窓の断熱リフォームの見積もりを取る前に確かめること

国の補助は、窓リノベ事業者と工事請負契約を結ぶことが条件です。登録のない業者と契約すると補助の対象になりません。施主が自分で窓を買って取り付けだけを頼む工事や、中古品・展示品を使う工事も対象外です。

見積もりを頼むときは、次の点を業者に確かめておくと行き違いを防げます。

  • 窓リノベ事業者に登録しているか(国の事業のサイトで検索できる)
  • 見積もりの製品が補助対象か、性能区分(P・Sなど)と大きさはどれか
  • 補助額の合計が5万円以上になるか
  • 交付申請の予約をするか(予約は着工後)、工事の着手日と完了日はいつか
  • 補助金を工事代金から差し引くか、現金で受け取るか
  • 市の補助を使う場合、改修前後の写真や製品の性能が分かる書類を用意してもらえるか

国の補助を受けた窓は、工事の完了から10年間、事務局の承認なしに取り壊すことなどができません。転居や建て替えの予定があれば、契約前に業者に伝えてください。補助金を理由に訪問でその場の契約を急がせる勧誘への備えは、訪問営業の断り方と悪徳業者の見分け方にまとめています。

家の模型と虫眼鏡(イメージ)

よくある質問(泉州の窓の断熱補助)

国の窓の補助は自分で申請できますか?

できません。国の事業は、補助の申請は窓リノベ事業者が行い、一般の人が直接申請することはできないとしています。補助金は、工事代金に充てるか現金で支払う方法で、業者から契約者に還元されます。

国の補助はいつまで使えますか?

予算の上限に達するまでです。工事の着手も、工事を終えて引き渡した後の交付申請も、遅くとも2026年12月31日までです。交付申請の予約は着工後に出すもので、遅くとも11月16日までです。2026年10月31日時点で予算の33%が申請で埋まっています。

泉大津市と貝塚市以外に、窓の断熱に使える市の補助はありますか?

堺市だけ、準防火地域の耐震性能のある既存住宅で、防火改修と同時に行う場合に限って対象になります(所有者が申請)。ほかの10市町では、窓の断熱改修を対象にした市町独自の補助は確認できませんでした(2026年10月時点)。

内窓を1か所だけ付けても国の補助は受けられますか?

補助額の合計が5万円以上にならなければ受けられません。戸建て住宅の内窓は最も大きく性能の高いもので1か所14万円、小さいものは2万2,000円からです。窓の数と大きさで合計を業者に計算してもらってください。