堺市東区は、市の「区の概要」によると市域の中央東部にあり、南部は大阪狭山市と隣り合う区です。大部分が緩やかな丘陵地形で、南海高野線沿線を中心に住宅地が広がる一方、田畑も多く、ため池が点在すると紹介されています。先に答えを言うと、区内に本社がある塗装業者3社のホームページでは外壁塗装の金額を確かめられず、堺市全域を施工エリアとする堺区の業者の公開プランでは外壁120㎡・足場込み・税込で49.8万円から、東区の施工事例として公開されているものでは178㎡で130万円でした。訪ねてきた業者の話だけで決めず、価格の前提と自宅の周りの事情をそろえてから比べましょう。
【PR】1社だけで決めず、複数の見積もりを比べるのが失敗を避ける近道です。ウェブで申し込むと電話で相談内容の確認があり、自社で施工する塗装会社を複数社紹介してもらえます(広告主の案内による。屋根塗装にも対応)。

堺市東区に拠点がある外壁塗装業者3社と、東区を対応エリアに挙げる近くの区の3社(五十音順)
東区内に本社があり、ホームページで外壁塗装を主な仕事として掲げている業者は3社見つかりました。5社に満たないため、対応エリアに東区(または堺市全域)を明記している近くの区の業者3社を、見出しを分けて加えています。どちらの並びも社名の五十音順で、順番に優劣の意味はありません。載せたのは所在地・対応エリア・資格・保証・自社施工のうち、各社のホームページで確かめられたことだけです。
東区に本社がある業者
株式会社大林建装工業(東区日置荘西町) 対応エリアのページには、堺市の6区(美原・西・南・中・東・堺)と大阪市の24区、和泉市や富田林市などが挙がっています。相談から見積もり、施工まで一貫して自社で対応し、点検から完工まで自社スタッフが担当すると書かれています。保証は使う塗料により最長10年です。建設業許可(一定規模以上の工事を請け負うための許可)の番号や資格の記載は見当たりませんでした。
株式会社小林塗装店(東区八下町) 堺市を中心に活動する塗装店で、大阪府内での塗装の企画・営業・見積もり・施工まで自店で行うと書かれています。施工事例は外壁塗装・屋根塗装・防水工事・鉄部塗装に分かれています。建設業許可の番号、資格、保証の記載は見当たらず、価格表のページは確認時点で開けませんでした。
株式会社ペイントリノベーション(東区丈六) 事業内容は建築塗装全般・防水工事・大工仕事・各種リフォームで、業務許可番号として大阪府知事許可(般-30)第150414号が載っています。資格には1級塗装工技能士(国家検定の塗装の技能資格)や登録建設塗装基幹技能者が挙がり、メーカー5年保障を付けると書かれています。対応エリアの記載は見当たりませんでした。
東区を対応エリアに挙げる近くの区の業者
ココペイント(藤井工業株式会社)(本社 堺区東雲西町、ショールーム 北区百舌鳥梅町) 施工エリアは大阪府堺市全域で、建設業許可は(般-2)第91372号です。所有資格に1級塗装技能士が挙がり、最長10年の工事保証書を発行すると書かれています。プラン価格は相場の節で紹介します。
三和ペイント堺支店(堺区宿院町西) 対応エリアの列挙に堺市の7区が含まれています。工事品質のチェックや1年・5年・10年の定期点検を、専門の工事管理課スタッフが実施すると書かれています。許可番号・資格・保証年数・自社施工の記載は、このページにはありません。
マチグチ塗装(美原区さつき野東) 事業エリアの先頭に堺市の7区を挙げ、その中に東区が入っています。大阪府知事許可業者で、一級塗装技能士が施工すると書かれています。JIOリフォームかし保険(工事の欠陥に備える保険)の登録事業者証を掲載しています。
この6社に直接問い合わせてもよいですし、何社かの見積もりを一度にそろえたいなら一括見積もりを使う方法もあります。
【PR】見積もりを取る前に、直接依頼と一括見積もりの違い
外壁塗装は同じ工事内容でも業者によって見積額に差が出ます。1社だけで決めず、複数の業者から見積もりを取って比べることをおすすめします。上の業者一覧に直接連絡する方法と、一括見積もりサービスを使う方法の違いは次のとおりです。
| 業者に直接依頼 | 一括見積もり(外壁塗装パートナーズ) | |
|---|---|---|
| 手間 | 1社ずつ連絡し、現地調査の日程を各社と調整する | ウェブで申し込むと電話で相談内容の確認があり、紹介先が決まる |
| 比較のしやすさ | 見積書の書き方が会社ごとに違い、並べて比べにくい | 複数社の見積もりを並べて比べられる |
| 依頼先の探し方 | 自分で業者を探して選ぶ | 自社で施工する塗装会社の中から複数社が紹介される(広告主の案内による) |
- サービス名: 外壁塗装パートナーズ(株式会社ソーラーパートナーズ運営)
- 申込み: ウェブの見積もり依頼フォーム。申込み後に電話で相談内容の確認があります
- 対象: 外壁塗装・屋根塗装。北海道の工事と海外在住の方は対象外。1世帯1回まで
見積もりを比べるときの見方は業者選びのチェックリストにまとめています。

堺市東区の外壁塗装の相場は、堺市内の公開プランで120㎡・足場込み税込49.8万円から、東区の事例で178㎡・130万円
区内に本社がある3社のうち2社のホームページには外壁塗装の価格表がなく、1社の価格表のページは確認時点で開けませんでした。そこで、一覧に載せたココペイント(堺市全域が施工エリア)の公開プランと、堺市で営業する2社の参考価格・東区の施工事例を並べます。ココペイントは各プランのページで税込みと明記していますが、ほかの2社のページには税込か税抜かの表示がありません。
| 公開している業者 | 示し方 | 外壁塗装の価格 | ページの記載 |
|---|---|---|---|
| ココペイント(堺区・一覧に掲載) | 塗料ごとのプラン | 49.8万円・54.8万円・64.8万円・69.8万円・74.8万円(税込) | 外壁塗装面積120㎡の場合、工事費コミコミ。内訳表には塗料・足場代・高圧洗浄・下塗り・中塗り・上塗り・工事保証が並ぶ(付帯部を含むかの表示なし) |
| 堺塗装工業(堺区・参考) | 坪数の例 | 40万円〜 | 当社参考価格、20坪2階建の住宅の場合 |
| 南大阪ペイントセンター(松原市・参考) | 東区の施工事例 | 130万円 | 堺市東区のALC(軽量気泡コンクリートの外壁材)の一軒家、面積178㎡。同社の堺市の事例の平均値は117万円(2023年8月まで) |
坪数の例や施工事例は、塗る面積や外壁材、使った塗料が自宅と同じとは限らないので、そのまま自宅の見積もりと比べられません。見積もりでは塗る面積・塗料名・足場や付帯部(破風・軒天・雨どいなど外壁以外の部分)を含むか・税込か税抜かを書いてもらいましょう。
坪数別の目安と内訳の見方は「外壁塗装の相場|泉州・南大阪の坪数別の目安と内訳」で説明しています。

堺市東区で外壁塗装に使える市の補助は確認できませんでした(2026年10月時点)
市の「住まいのお得情報」(2026年10月5日確認)は、耐震・防火、高齢者や障害のある方向け、環境への配慮、国の制度の4つに分けて補助を案内しています。その中に外壁の塗り替えを対象にした制度は見当たりませんでした。防火改修の補助のページは、題名で外壁・屋根の塗装は対象外と断っています。
耐震改修の補助は限度額115万円で、木造住宅は耐震診断の評点(地震への強さを表す数値)が1.0未満であることなどが条件です。令和8年度の申し込みは令和9年1月29日までで、予算次第で早く締め切られることがあり、申請は設計や工事の前に出します。塗装だけの工事には使えないので、耐震の相談は建築防災推進課(072-228-7482)へ。市全体の制度は「堺市の外壁塗装|相場と業者一覧・助成金の有無」にまとめています。

堺市東区の注意点は、西除川の浸水想定と丘陵の地形、台風の記録、点検商法
東区は、市が作る高潮と津波のハザードマップの対象に入っていません。市の案内では、東区には西除川の洪水ハザードマップ、土砂災害ハザードマップ、内水(大雨で下水や水路があふれる浸水)ハザードマップがあります。一方、高潮のハザードマップは「他の区については指定なし」とされ、津波のハザードマップの一覧に載っているのは堺区と西区の分だけです。市の「区の概要」によると、西除川は区の南東部を大和川に向かって流れています。
塗り替えの前には、市のハザードマップで自宅の位置を見ておきましょう。浸水の想定がある場所なら、大雨の後に外壁の下のほうや基礎まわりに水の跡やしみがないかを、業者の点検で一緒に見てもらうと安心です。
平成30年(2018年)9月4日の台風第21号では、気象庁の堺の観測点(堺区)で最大瞬間風速43.6メートルを観測し、前年10月の25.7メートルを大きく超えて観測史上1位になりました。台風が通った後は、外壁のひび、継ぎ目のすき間、雨どいの外れを地上から見ておくと、塗り替えの時期を決める目安になります。
市は、近所の工事のあいさつなどを口実に点検を勧め、うその報告で不安をあおって高額な契約をさせる手口を「点検商法」と呼んで注意を促しています。訪問販売で契約した場合は、契約書を受け取った日を含めて8日間はクーリング・オフ(理由を問わず契約を取り消せる制度)ができ、相談は堺市消費生活センター(072-221-7146、平日9時〜17時)で受け付けています。見分け方は「外壁塗装の訪問営業と悪徳業者の見分け方」で紹介しています。

堺市東区で業者を選ぶなら、許可・資格の記載と価格の前提を自分でそろえる
東区の業者はホームページで金額を確かめにくく、許可番号や資格、保証の載せ方も社ごとに違います。次の順に確かめると迷いにくくなります。
- 書いていないことは聞いて書面にする: ホームページに記載がなくても、建設業許可の有無、塗装技能士の在籍、保証の年数と範囲を聞き、見積書か別紙に書いてもらいます
- 塗る面積と含まれる工事を出してもらう: 外壁の何㎡に塗るのか、足場、高圧洗浄、養生(塗料が窓や床に付かないよう覆う作業)、シーリング(外壁の継ぎ目を埋める材料)、付帯部、諸経費、税を含むかを確かめます
- 施工する人を聞く: 自社の職人が塗るのか、下請けに出すのかを聞きます
- 自宅の周りの事情を伝える: 浸水の想定があれば伝え、基礎まわりも点検してもらいます
- 3社ほどの見積もりを並べる: 1社だけで決めず、同じ条件で比べます
契約前に見る項目は「外壁塗装の業者選び方|泉州で契約前に見るチェックリスト」、一括見積もりの使い方は「外壁塗装の一括見積もりのデメリット|電話の断り方と泉州の選び方」でも紹介しています。
【PR】見積もりを取る前に、直接依頼と一括見積もりの違い
外壁塗装は同じ工事内容でも業者によって見積額に差が出ます。1社だけで決めず、複数の業者から見積もりを取って比べることをおすすめします。上の業者一覧に直接連絡する方法と、一括見積もりサービスを使う方法の違いは次のとおりです。
| 業者に直接依頼 | 一括見積もり(外壁塗装パートナーズ) | |
|---|---|---|
| 手間 | 1社ずつ連絡し、現地調査の日程を各社と調整する | ウェブで申し込むと電話で相談内容の確認があり、紹介先が決まる |
| 比較のしやすさ | 見積書の書き方が会社ごとに違い、並べて比べにくい | 複数社の見積もりを並べて比べられる |
| 依頼先の探し方 | 自分で業者を探して選ぶ | 自社で施工する塗装会社の中から複数社が紹介される(広告主の案内による) |
- サービス名: 外壁塗装パートナーズ(株式会社ソーラーパートナーズ運営)
- 申込み: ウェブの見積もり依頼フォーム。申込み後に電話で相談内容の確認があります
- 対象: 外壁塗装・屋根塗装。北海道の工事と海外在住の方は対象外。1世帯1回まで
見積もりを比べるときの見方は業者選びのチェックリストにまとめています。

よくある質問(堺市東区の外壁塗装)
- 東区の業者に頼めば、堺市の補助金は使えますか?
-
市の「住まいのお得情報」には、外壁の塗り替えを対象にした補助は見当たりませんでした(2026年10月5日確認)。耐震改修の補助は塗装だけの工事には使えません。「補助が出る」と勧められたら、建築防災推進課(072-228-7482)に確かめてください。
- 区内の業者のホームページで金額が分からないとき、相場はどう見ればよいですか?
-
堺市全域を施工エリアとする堺区の業者の公開プラン(外壁120㎡・足場込み・税込49.8万〜74.8万円)と、東区の施工事例(178㎡で130万円)を目安にしつつ、見積もりでは塗る面積と塗料名、含まれる工事、税の扱いを書いてもらって比べましょう。
- 東区は海から遠いのに、ハザードマップを見る必要がありますか?
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市は東区について、西除川の洪水ハザードマップ、土砂災害ハザードマップ、内水ハザードマップを作っています。高潮の指定はありませんが大雨による浸水の想定はあるので、自宅の位置を見ておき、該当するなら点検で基礎まわりも見てもらいましょう。
- 一覧の後半の3社は、東区の業者ではないのですか?
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ココペイントは堺区に本社(北区にショールーム)、三和ペイント堺支店は堺区、マチグチ塗装は美原区に所在地があります。東区に本社がある業者が3社だったため、対応エリアに東区または堺市全域を明記している近くの区の業者を、見出しを分けて載せました。
